えー、11月に健康診断を控えておりますので
少し健康について真面目に考えます(遅すぎる抵抗)
皆さん『脂肪酸』ご存知ですか?
今日はその脂肪酸についてお勉強していきます。
まず飽和脂肪酸
ココナッツ油やヤシ油などの油脂に多く含まれるラウリン酸、乳製品や肉などの動物性脂肪に多く含まれるパルミチン酸やステアリン酸などがあり、生体内でも合成されます。
飽和脂肪酸は重要なエネルギー源ではありますが、「日本人の食事摂取基準」では、脂肪酸の一部である飽和脂肪酸摂取の目標量を、総摂取エネルギーの7%相当以下としています。
しかし、農林水産省は通常の食生活における飽和脂肪酸の平均摂取量が目標量よりも多いと推定しています。
つまり現代人は摂りすぎ問題ですな。
そして多価不飽和脂肪酸
生体内でも合成される飽和脂肪酸とは異なり、食物から摂取しなければならない必須脂肪酸であるため、ヒトにとって重要な脂肪酸です。
『n-6系』
リノール酸 血液中のコレステロール値、血圧を低下させる。
→ ごま油、ひまわり油など。
アラキドン酸 免疫機能の調整をする。(※乳児の発達に必要不可欠)
→ レバー、卵白、サザエなど。
『n-3系』
α-リノレン酸 生体内でDHAやIPAに変換され、同様の働きをする。
→えごま油、しそ油、亜麻仁油など。
DHA 血液中の中性脂肪を低下させ、動脈硬化などを予防する。
→さば、いわし、ぶりなど。
IPA(EPA) 中性脂肪を低下させ、動脈硬化の改善や抗血栓作用を発揮する。
→さば、ぶり、うなぎ、さんまなど。
つまり意識して摂ろう!です。
最後に不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸にはシス型とトランス型の2種類があります。
トランス脂肪酸は食品から摂取する必要がないと考えられており、過剰摂取した場合には心臓病をはじめとした生活習慣病など、健康への悪影響が示唆されています。
脂肪酸は重要なエネルギー源で、食物から摂取しなければならない必須脂肪酸も含まれますが、摂取量が多くても少なくても健康被害のリスクを高くすることが示唆されているため、適切な量を摂取することが求められています。また、トランス脂肪酸においては、過剰摂取の健康リスクや、規制されている国へ輸出する際など、特に注意が必要となります。
タメになりましたねえええ(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪